2010年04月23日

寝たきりうさぎの介護

我が家のうさぎ・ぽぽが寝たきりになってしまい
介護をした経験をまとめました。
同じようなうさぎさんをお世話する
うさぎパパママさんの参考に少しでもなれば…。


我が家のうさぎは、オスのネザーランドドワーフでした。
2009年5月8歳のときに足を痛めたことから寝たきりになってしまい、
2010年4月に9歳で亡くなるまで、介護をしていました。

足を痛めたほかは、
心臓が若干小さくなっていたものの(サポートの薬は飲んでいましたが、目立った症状はありませんでした)
健康なうさぎで、亡くなった時は、老衰という診断でした。

一口に介護といっても、それぞれの健康状態によってさまざまでしょうから、
あくまで参考程度ですが、記録として残しておきます。


<おしり周りの世話>

人間の新生児用のおむつを使用。ペット用より安くて高機能です。
1日2,3回換えていましたが、それでもおしっこなどでどうしても汚れてしまうので、
1日1回シャワーで洗ってドライヤーで乾かしていました。

乾かすときは床にバスタオルを敷いて寝かせ、
半身ずつ乾かすと楽です。
毛が飛ぶので、暖かければベランダなどでやっても大丈夫です。

手早く作業するために、
おしり周りの毛を3週間に1回くらいのペースで、
動物病院で刈ってもらっていました。


<食事>

普通に身体を起こして食べられるうち:
顔の届く範囲に食事をじかに置いていました。
お皿に入れてしまうと食べにくいです。
水も飲みづらいので、お皿は底が浅めのものを使ったうえ、
普段より水分が多めの野菜(レタスやリンゴなど)も置くように心がけました。

さらに身体を起こし辛くなった時:
ミキサーやバーミックスで野菜をすりつぶし、
小さなスプーンに載せて口元まで持って行ってやりました。
量や回数は獣医さんと相談してください。

どうしてもの場合は、シリンジで強制的に与える方法もあります。

☆注意☆ 一番怖いのは、誤嚥です。
このため、身体は健康なうさぎが食事をするときと
同じような姿勢を保ってやる必要があります。
うちはうさぎの身体をバスタオルで巻き、
小脇に抱えるようにして安定させたうえで与えていました。
間違っても身体を縦にしたり、
顔を上に向けて与えないようにします。


<床ずれ予防>

同じ姿勢で寝ていると床ずれが起きます。
これを予防するためにできることは

床をふかふかにする:
バスタオルのようなものを4重位に畳んで柔らかな床にしました。

床ずれ予防の塗り薬を塗る:
血行を良くするための軟膏を病院で頂きました。
これは床ずれが始まってから塗っても意味がなく、予防のためです。

身体を起こした姿勢を保つ:
うさぎにスフィンクスのような姿勢(床に伏せている状態)を取らせて、
おなかの左右に小さなタオルを棒状にクルクル丸めたものを置き、固定。
さらに胸の下(前足の付け根の下あたり)にも薄く畳んだタオルを入れて
顔を起こしやすくしました。
胸の下に入れるタオルの高さは、
うさぎさんの様子を見て調整してください。

これは、どちらか一方の肺を下にして寝続けることで起こる、
肺機能低下の予防にもなると思います。


<温度管理>

特に高齢のうさぎさんは、
自分で体温を作る能力が落ちてくるので、
若いころよりも暖かめを心がけました。
夏以外は常時ペットヒーターを入れ、
ケージにフリース毛布をかけて暖を取りました。
夏もクーラーによる冷やしすぎは要注意です。

先にも書きましたが、介護の仕方はそれぞれの状態によってアレンジが必要です。
獣医さんと、うさぎさんと、飼い主さんが相談しながら、
みんなにとってベストな状態を探っていってください。

寝たきりになってしまっても、やれることはたくさんあります。
うさぎさんが諦めない限り、うさぎパパママもどうか諦めないで、サポートしてあげてください。

posted by 花村あづさ at 19:20| Comment(8) | TrackBack(0) | 日々のこと
この記事へのコメント
とても愛情をこめて育てていらしたんですね。
ご縁を最後まで大切にされましたね。
ぽぽへの愛情はきっと横で見ていた息子さんのなかに、優しい気持ちとして残りますね。
Posted by ほくろなし at 2010年04月23日 23:08
ほくろなしさん

温かいお言葉ありがとうございます。
ムスコなりに今回のぽぽの死から学ぶことがあったようで
親ばかながら感心しています。

ムスコの中にやさしい気持が育ったとしたら
それはぽぽからの贈り物ですね。
Posted by 花村あづさ at 2010年04月26日 09:35
今現在11歳のうさぎの介護中です。自分で立ち上がることが出来ないため床ずれが気になってましたがいい案を頂きました(笑)ありがとうございました!
Posted by ゆり at 2014年01月16日 19:10
うちのうさぎの「ふー」も10歳を過ぎたところですが、最近寝たきりが続いています。
多分もう永くはないでしょう。
私たち家族は数日の介護でも大変さを感じているのに、このような介護をされていたとは驚きを通り越して尊敬です。
子供は親を選べないとは昔から言いますが、それ以上にペットが飼い主を選べないことの方が残酷と日頃から思っている私としては花村さんの当blogを拝見し、こんな状況なのに幸せな気分にさせていただきました。
ありがとうございます。
Posted by 横浜のふーの飼い主 at 2015年09月21日 12:57
ゆりさん

随分前にコメントをいただいていたのに、お返事もしなくてすみません。
床ずれ対策はわたしも一番苦労しました。
こまめに動かしてやりたくても、ずっとついててやれるわけではありませんしね。
ゆりさんのうさちゃんが快適に過ごせるヒントになったならうれしいです。
Posted by 花村あづさ at 2015年10月08日 18:59
横浜のふーの飼い主様

こんなほったらかしのブログを見つけてくださってありがとうございます。
ここ数年は殆ど更新していないので、閉鎖しようかな、と迷って開いたところコメントを見つけました。

ぽぽの介護をしていたのも随分昔に感じます。
我が家はうさぎさんにとても詳しい獣医さんと出会えていたし、
いつも利用していたうさぎ専門のペットホテルでもたくさんのアドバイスをいただけたので
ぽぽの様子を見ながら試行錯誤していました。

もちろん、大変だなと感じることもありました。
ひとりで抱え込んでいたら辛かったと思いますが
主人も一緒になって世話してくれていたので頑張れたんだと思います。

ふーちゃんは10歳なんですね。
衰えていくうさぎさんを見守るのは時に辛いものですが
ご家族みなさんがふーちゃんとの幸せな時間を少しでも長く過ごせるよう
心からお祈りしています。
Posted by 花村あづさ at 2015年10月08日 19:12
我が家のうさぎ(7歳女の子)もつい2週間前に下半身麻痺になってしまい介護生活になりました。
急な事故だったのでいきなりの介護生活に始めの一週間は泣いて過ごしましたが、いつまでも泣いていられない、と毎日戸惑いながら手探り状態で介護しています。
床ずれができてしまったので何かいい案がないかとネットを見まくってます。
ブログを読ませて頂いて心が少し楽になりました。
うさぎちゃんの情報がなかなかないので助かりました。
これからも愛情いっぱい注いで、家族で介護をしていきたいと思います。
ブログを残しておいてくれて本当にありがとうございました。
Posted by ころんのママ at 2016年11月07日 01:48
はじめまして、突然ですがお邪魔させて頂いております。我が家のうさぎもポポという名前です(⌒▽⌒)ちなみにネザーの女の子です。10歳であちこちガタがきてましたが、昨日まで元気に走ってたポポが突然歩行出来なくなり介護が必要な状態になってしまいました。ショックで悲しみにひたる余韻などなく、右も左も分からない状態で、貴重な介護の情報を提供して下さりありがとうございます。道は険しいですが、あきらめず頑張って行こうと思います。
Posted by ポタス at 2017年04月27日 13:34
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